L’AUBERGE DE L’ILL

〜アルザスの伝説〜

「レストランとは家族である」
訪れる人々に「いつかまた戻ってきたい」という想いを抱かせる温かいぬくもりとともに。
自然豊かなアルザスの大地で育まれた料理がここにあります。

L'Auberge de l'Ill

オーベルジュ・ド・リル

世紀を超えて愛され続ける

「オーベルジュ・ド・リル」の前身「アルブル・ヴェール(緑の木)は1880年頃に創業。フランス・アルザス地方のイローゼン村の人々からこよなく愛される一軒の小さなレストランでした。1940年頃になると、第二次世界大戦の戦禍に遭って倒壊するも、三代目となるエーベルラン兄弟が力を合わせ、家業復興を目指し、1949年同じくイル川の畔に「オーベルジュ・ド・リル」が誕生します。

創業わずか3年で一つ星、1957年には二つ星、1967年には三つ星を獲得しました。以来、半世紀以上にわたり、星を守り続けています。現在、総料理長を務めるのは、マルク・エーベルラン。100年以上も前に先代が築いた礎は脈々と受け継がれ、日々進化しながら成長を遂げています。「オーベルジュ・ド・リル」はグランメゾンと呼ばれる地位を維持しながら、世代交代を成功させた料理界においても大変稀なレストランです。

Marc Haeberlin

マルク・エーベルラン

現代フランス料理界の牽引者

早くから父、ポール・エーベルランの後を継ぐことを決心し「トロワグロ」「ポール・ボキューズ」「ラ・セール」などの名店で修行。1977年に「オーベルジュ・ド・リル」の料理長に就任。偉業を継ぐだけでなく、現代料理界の牽引者として、第一人者ポール・ボキューズ氏からも絶対の信頼を得ていました。穏やかな人柄ながら、進化への探求心を持ち、アルザス本店の大改装、ストラスブールにブラッスリー&ホテルをオープンするなど、精力的に活躍中です。

Philosophie

哲学

美食文化が育んだ極上料理

フランス北東部、ドイツとの国境に程近いアルザス地方。複雑な歴史的背景を乗り越えてたくましく生きるアルザスの人々は、時代に翻弄されながらもその土地の文化をしっかりと築いてきました。「オーベルジュ・ド・リル」には、交通の発達していないその昔から自然豊かな地元食材を使った数々のスペシャリテがあります。”完璧なレシピ”によるスペシャリテは、何一つ変える必要のない完成された料理であり、先代から受け継いだ宝物。総料理長マルク・エーベルランは、食材への敬意を忘れずに、自身の料理哲学において「味覚」と「火加減」を最も大切にしながら、“完璧なレシピ”で作る「伝統」の料理と、季節や時代によって進化し続ける「モダン」な料理を見事にメニューの上に共存させています。

エーベルラン家のおもてなし

“レストランとは家族である”この言葉に象徴されるように「オーベルジュ・ド・リル」はエーベルラン家によって代々受け継がれた名店です。Famille(家族)のように大きな愛情に包まれたエーベルラン家のおもてなしの精神には、長い年月をかけて家族の深い愛情が紡いできた特別な幸福感が宿っています。その優しさ溢れるおもてなしの心は、レストランを訪れる人々をいつしか特別な幸福感で包み込み、「いつかまた戻ってきたい」という想いを抱かせています。

History

歴史

1880年頃フレデリック・エーベルラン夫妻がオーベルジュ・ド・リルの前身「アルブル・ヴェール」創業
1940年第二次世界大戦の戦禍により「アルブル・ヴェール」倒壊
1949年ポール&ジャン=ピエール・エーベルラン兄弟が家業復興を志し、「オーベルジュ・ド・リル」創業
1952年フランスのミシュランガイドに一つ星として掲載
1954年マルク・エーベルラン氏(現オーナーシェフ)誕生
1957年フランスのミシュランガイドにニつ星として掲載
1967年創業15年目にして、フランスのミシュランガイドに三つ星として掲載
1977年マルク・エーベルラン氏が「オーベルジュ・ド・リル」二代目総料理長に就任
2007年3月「オーベルジュ・ド・リル ナゴヤ」オープン
9月 マルク・エーベルラン氏 レジオン・ドヌール勲章 受賞(フランス最高勲章)
2008年5月「オーベルジュ・ド・リル トーキョー」オープン
2012年マルク・エーベルラン氏 芸術文化勲章 受賞
2013年マルク・エーベルラン氏 ストラスブールに「ブラッスリー・レ・アラ」オープン
2014年4月「オーベルジュ・ド・リル サッポロ」オープン

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