〇楓
ベラヴィスタは優しい泡立ちで口当たりもなめらか、味わいのバランス良かったです。
シチリアのワイン(特にプラネタ)は、潮風の影響かどことなく塩味を感じます。
バローロはまだ若々しい印象でした。
その中で、私のおすすめはヴェルディッキオです。
正直、ヴェルディッキオという品種は今まであまり飲んだことがありませんでした。
マルケ州というのもトスカーナ州やピエモンテ州に比べると少々マイナーなエリアですし。
2008年というヴィンテージですが、フレッシュ感や綺麗な程良い酸も残っています。
後からくる旨味やコクが心地よく、余韻も長いと感じました。
今回のメニューには入っていなかったのですが(笑)、ASOのスペシャリテ「からすみのパスタ」と合わせていただきたいです。
今後、私個人的にもヴェルディッキオという品種に、注目してみようと思っています!
〇利根川
私の今回のおすすめワインは2015 Fratelli Giacosa Baroloです。
長期熟成20~30年ほどかけながら楽しむと言われているバローロですが、私のその固定概念を覆したのがこのワインでした。
わずか7年というバローロでは若いヴィンテージにもかかわらず、香り、味わいがすでにひらき始めていて、初めて飲んだ時にはびっくりしました。
2015年の雨量と7月の猛暑の影響を受けているからなのか今飲んでも美味しく楽しめる熟成感になっていました。
改めてワインの奥深さを実感できたワインでもありました。
メインディッシュの鴨肉にも非常にマッチしていて、今でしか味わえない若々しさとしっかりとしたコクが決め手です!
〇篠崎
ベラヴィスタは久しぶりに開けましたがやっぱりいいですね(笑)
香りも華やかで、口当たりもとても柔らかくふつふつと優しい泡がとても優雅で気分を高揚させてくれます。
個人的にはアルフォンスメロがきれいな感じに仕上がっていてとてもよかったですね。結構ボトル差があるアイテムなのですが今回は当たりでした。
ASOでのイタリア・フランスのソーヴィニヨンの比較テイスティングは楽しいんですがたまには
「爽やか、青っぽい」ソーヴィニヨンブランも飲んでみたいなぁなんて思いました(笑)
今回のイチ押しは難しいですね・・・
バローロもよかったですが、しいて言えば私もヴェルデッキオでしょうか。
とてもバランスよく仕上がっていましたね。
オリーブアスコラーナ(肉詰めオリーブのフライ)でも食べながら飲みたくなるような。
そんな生産地を思わせるワインです。
マルケ州は海もあって川もあって山岳、丘陵地帯もあって・・・白トリュフが取れたりとすごく観光にも食事にもお勧めな州なんですけどね。
白ワインも赤ワインも造っていますがやはりヴェルデッキオ種の白ワインが日本にも多く入ってきていて馴染みがあります。
味わいの骨格もしっかりしているので楓さんが言っていた「からすみのパスタ」とあわせて
とても楽しめる組み合わせだと思います。
適度な酸味とミネラル感が今回のアイテムは溶け込んでいて大変良い仕上がりでした
※岩切
皆さん今回もお疲れ様でした。
9月はガストロノミア開催・10月のバンヴィーノと続きます。
引き続き頑張りましょう。
ご来店いただきました皆様ありがとうございました。
またのご来店を心よりお待ち申し上げております。
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